【クリオネ出発】2018/07/09【いざ知床へ】

クリオネ出発!
沈没スポットを2泊でクリアしたったぜ!

天に続く道
オシンコシンの滝
知床五湖を目指す
ウトロ帰還!・・・が

・天に続く道

今日の脱出組をメインに全員で記念撮影!
カッコいいバイクが並ぶ中・・・


一人だけ人力タイプが(;´∀`)

ありがとうクリオネ!


是非とも再訪したい場所でした。


 

よっしゃー行くぜー。
今日の第一目標は天に続く道
その前にガソリンスタンドに寄って、ホクレンフラッグをゲットしなきゃ。
しかし、当てにしていたガソスタがまさかの取り扱い外ショップ
ここ斜里町はブルーエリアの一番端なので、ここから10㎞程戻らないといけないそうだ。
清里か小清水。
無念と諦めて先を進むことにしました。

そして到着!


なるほど凄い気持ちいい!

直線道路は数あれど、ここまで一直線なさまを見られるポイントはないでしょうね♪

そして次々とやってくる観光バスやバイク。

ライダーさんやほかの観光客が待っている中、三脚を立てて大急ぎで撮影。


後ろに撮影待ちの長蛇の列(;´∀`)
失礼致しました~(;´∀`)

・オシンコシンの滝

ここから知床半島のウトロという所へ向かって進みます。

左手には今日もオホーツク
今日は穏やかですね。


 

鹿が飼われてるΣ(・口・)


 

右に左にと目線が忙しい中、正面にいきなり現れる「オシンコシンの滝」



 

中々の迫力でした(; ・`д・´)


 

ちょっと行くと、今度は三段の滝。


 

よ~く見ると、奥の滝と合わせて三段に見えます(笑)


 

斜里・ウトロ間は、道南の乙部・せたなの海岸線に負けず劣らずの奇岩ロード。

柱状節理?


水鳥?


カエル?


いや亀?


暇せずウトロまで行くことが出来ました(笑)

 

・知床五湖を目指す

ウトロにて暫しコンビニで休憩。
どんどこ進みましょーということでそのまま知床五湖方面に吶喊!

振り返ると不穏な空模様。
帰るまで降らないでくれよ~。


あれ絶対ノコノコだよね。



 

坂道をほいほい登って行きます。


 

道中何回か車が立ち往生。


何かと思えばキツネがおねだりに来ていた模様。


 

自分は車の脇をすり抜けて写真を撮ろうとしたら、ギョッと驚いて逃亡。
車にはすり寄って、なぜ自転車からは逃げるのだ( ̄ε ̄;

キツネはさておき、まだまだ続くよ知床ロード。


知床連峰を仰ぎ見ながら、


400m弱のアップダウンを乗り越え、


ヒグマの看板に並ぶ鹿に見つめられながら、


 

知床公園到着!


到着早々、駐車場の受付の人に

「道中にクマが出たって聞いたんですが大丈夫でしたか?見ませんでしたか?」

と言われたですが( ̄▽ ̄;)

なにそれ帰り道怖いパターんですやん止めてください。

とりあえず湖を見に行きます。


道中には見えてた知床連峰も、残念ながらお隠れに。


今日は景観よりも、歩道の立派さに感心しながら歩いていました(笑)


空中遊歩道というらしいです。
確かに茂みの上を散策できる見晴らしの素晴らしい遊歩道でした。


 

空中遊歩道も1時間も掛からず一回り。

暗くなる前にウトロまで戻ろう、ということで来た道を戻ります。

幸い熊にも出会わず18時頃、無事にウトロの街並みまで戻って参りました。


 

ただいまノコノコ岩。


 

賽ノ河原?
一本の岩?


カメラでパシャパシャしてたら、雨がポツポツしてきました。

まぁ今日は目と鼻の先、道の駅うとろ・シリエトクで終わりなので余裕ですが(´▽`)
ここの道の駅は綺麗屋根も広く野宿スポットとして人気だということは事前にリサーチ済みなのですよ(ΦωΦ)フフフ

・ウトロへ帰還!・・・が

 

ファッ!?


 

なんということでしょう。
張り紙は新しいように見える。
最近禁止になったのだろうか。

完全に予想外。
調べると、今日の日没が19:04


 

もう18時をとっくに過ぎてる。

一時間もない。

ここは近くのキャンプ場クリオネ帰還の二択。

・・・のはずが、何をトチ狂ったのか知床峠にアタックしてしまいました。


 

今思えば本当に愚かでした。


 

雨も降りしきる中、日もとっぷりと暮れ、真っ暗闇の中心細いヘッドライトを頼りに、ヒグマもいるであろう峠道を登りました。


 

峠のてっぺんに到着したのは20:30


 

途中は濃厚なガスも発生していて、見通し5mもなく、それはそれは非常に恐ろしいものでした。

ガスの切れ目から来た道の方を見下ろすと、雲海が発生していました。


そして羅臼側に移った途端、はっきりと空気が変わるのを肌で感じることが出来ました。


非常に冷たい。
下に見えるのは羅臼の町灯りでしょうか。


ドライアイス冷気のようなものが溜まり込むように街を包んでいます。
その中ダウンヒルで突っ込むと、それまで汗だくになって登っていたものが一気に冷えました
猛烈な速度で体温を奪われつつ、クマやほかの野生動物との衝突の恐怖と闘い、必死にクマよけの鈴を鳴らしながら、もう片方の手でブレーキを引き、時々100均のピストルを打ち鳴らしました。

覆道に差し掛かると、中は真っ暗
唯一光るのは路肩の反射板・・・。
と思いきや、それらは全てキツネの目玉でした。
エサをねだりに来たのでしょうか。
中には目の前に出てこようとするやつもいて、危うく轢きそうになりました。

色んな意味で危険な峠越えだったと思います。
気力も体力も体温もヤバいと思っていたところに、ようやく建物が!
看板にビジターセンターと見えたその建物の軒先に転がり込むように自転車を停め、大急ぎでテントを設置、着替えを済ませ、寝袋に包まりました。
あとでわかったのですが、隣に熊の湯という有名な温泉があったみたいですね。
とてもじゃないですが、余裕がありませんでした。
反省しきりの峠越えでした。


(その割に意外と写真撮ってるな・・・。)

 

走行時間:6:16:43
走行距離:88.52km
平均時速:14.1km/h