道の駅・久米の里の朝。
陣取った場所が裏手の搬入口付近にだったため、朝来た従業員の方に”テントを張るなら表の方で”とたしなめられてしまいました(;´∀`)
昨夜は運悪く、表口の方は地元のスケボー集団の遊び場と化していたための苦肉の場所取りだったのですが、よく見ると少し離れたところにも幕営できそうなところがちらほらありました。
反省反省(>_<)
おお、現れた!
個人作成と言われるモビルスーツ・Zガンダム。
大きさもさることながら、細部に拘っているのがものすごい。
なぜか製作者ではなく、Zガンダム殿に送られているけど(笑)
さて、ここの道の駅のホルモンうどんも食べてみたかったが、開店の9時半まではとても待てないので出発。
(食べてみんちゃい・・・津山弁かわいい(*’ω’*))
今後のルートは津山城(津山市)→岡山城(岡山市)→鬼ノ城(総社市)→備中松山城(高梁市)のつもりでしたが、天気予報だと明後日が雨みたい。
停滞箇所としては岡山市内のネカフェがベストと判断。
ということで、雨の日に合わせて岡山市内へ入ることにして、先に鬼ノ城を攻略へ出発!
道路のガタガタで、サイドバックのフック部分がいよいよマズイことに。
新しくバッグの購入も視野に入れなければ。
途中、足守地区の旧家で飾られていたお雛様。
古風でめんこい。
ところで、地図を見るとそろそろ看板が出てきてもおかしくない近さのはずだけど・・・。
実際遠目に見えてるし。
自転車専用のナビ通り進んでいるんだけどなぁ・・・。
マイナスイオンとか満ち溢れてそうだけど、自分は脂汗が溢れていました。
まぁ、地図見るともう少しで舗装された道路に出れそうだから、頑張ろう。
完全に登山道だここ。
20%とも思える急斜面に加えて、落ち葉と岩石のずるずるゴロゴロで踏ん張りが全く効かない。
さらにハンドルも取られる。
しかし、地図上では舗装路は目前!
ここをリポDよろしく「ファイト一発!!!」
ここまで来て通行不可能。
幅的にも路面的にも、通り抜けることが出来なくなりました。
8,9割がた登ってこの始末。
泣きそう。
ていうかこんなとこナビすんなや!
はぁ、さっき見つけたトイレ付き休憩所まで戻ろう。
・・・ここ下るんか。
やだなぁ。
おっかないなぁ。
ガリガリ!
ズリズリズリ!
ゴォゴゴゴゴ!
やっべぇ。
めっちゃこえ~(;´Д`)
ブレーキも握りっぱなしで腕がパンパン。
サイドバッグのフックの寿命も確実にゴリゴリ削られた。
しかし何とか無事降りてきたぞ。
今日はもう心が折れた。
自転車のパーツが折れてないのが不幸中の幸い。
休もう。
テント張って、マットと寝袋を・・・。
無い。
寝袋が無い!
さっきの下山時に落としたか?
またこの坂を登るのか?
なんだってんだ。
・・・しかし、こればかりはなんとしても見つけ出さなければ。
いくらペタンコにへたっていたって、脱毛が激しくて防止のテープをベタベタに張られていたって、あれがあるとなしとじゃ大違い。
幸いまだ明るいから、綿密かつ急いで探さねば。
雉とか見たこと無い野鳥とかいたけど、目もくれず(追いかけたかったけど)探索探索!
あぁ、良かった。
安堵と同時にどっと疲れが。
すぐに休みたかったけど、自炊せねば。
いつ振りだろう。
久しぶりすぎる。
多分アキラさん家を出て、千早峠を越えた時以来だから、一か月ぶりかな?
その期間、ほぼ開けることのなかった自炊道具用のバッグから道具を出すと・・・。
全てのものがカビだらけ。
鍋や食器、和歌山で買ったみかんケチャップのビンまでにカビが生えてる。
そして米が切れている。
いや、自業自得なんですけどね(;´∀`)
あれ、米袋の下に何かが・・・。
古座川で貰った非常食(わかめご飯)見っけ!
ラッキー、助かったぁ。
賞味期限が1年前だけど、余裕でしょ!
よし、今日はこれと、津山のスーパーで買った70円の餃子ともやしの炒め物にしよう。
日が落ちても手袋がいらないくらい暖かいから、今までと違って野外の調理が苦痛じゃない。
最近は手がかじかんで、それどころじゃなかったからなぁ。
一通り食べて、洗い物もストレス無くこなす事ができました。
暖かいって素晴らしいなぁ。
これだけ暖かいと、夜中寒くて目が覚めるなんてことも無いだろう。
暖かいって素晴らしいなぁ。
走行時間:4:24:19
走行距離:65.16km
平均速度;14.7km/h