【塩尻峠】2017/07/17【高ボッチ高原】

駒ヶ根すずらん公園にて起床。


長野県の標高表記が面白い。




天竜川沿いを諏訪湖方面に遡上。



護岸道路を利用したので、車もなくストレスフリー♪

かと思いきや


おっふ・・・


おっふ・・・


おっふ・・・
道路がところどころ途切れる。

あれは…


おしり


とんび


なんとかかんとか諏訪湖まで戻ってきました。


ただいますわこはーん。
ここが天竜川諏訪湖口。


あの噴水は白鳥を模しているそうな。


ここから北東へ進み、諏訪大社下社へ。


春宮。









移動して…



続きました秋宮。










三連休というこで人が多い。
面白いのは、神社の隣に石仏があるということ。
神社を拝んだ後、みな迷いなく石仏も拝みに行く。
日本人ですな。

さてここから気合を入れて進みますよー。


塩尻峠を越え、塩尻市へ。


ついに町跨ぎだけで標高4桁です。

といっても、塩尻峠自体の獲得標高は200mほど。
交通量が多いけど、道幅もまぁまぁあるし、斜度も余裕。

そしてここから本番。


高ボッチスカイラインへ進入。
目指すは高ボッチ高原。

トイレはあるが水がないということで、岡谷市内のスーパーで食料・飲料水を買い込み済み。
ぼっちの高みを目指して、イザァ・・・。


・・・きっっっつ!!!


なにこれほぼ10%超えやん。


国道20号線から高原まで8㎞のほぼ激坂区間。


さらに水・食料で荷物が一気に8kgほど増量してるから、単純に車体が重い。
愛媛県別子銅山・東平地区に匹敵する、いやそれ以上の歯ごたえ。

残り4㎞を残して、もう100mずつでしか漕いで上がれず、完全にグロッキー状態。
途中、何台も県外ナンバーが抜かしていきました。
練馬、品川、多摩、八王子・・・。
ほとんど東京じゃねーか!
そのほかさいたま、相模、千葉と、首都圏ナンバーがガンガン抜き去っていきます。
追い越される度に、数日前の陣馬形山キャンプ場を思い出す。
自分が着くころには、テントを張る場所、カメラを陣取る場所なんてないんじゃないか・・・。
そもそもこのペース、ほんとに辿り着けるのだろうか。。。
心折れ掛けましたが、逆に開き直って少しずつ進む。


「いつかは着くさ。着いたら考えよう。」


そして・・・


と~~~~~~~~ちゃこ!


着いた~!気持ちいい~!


見晴らしすげ~!


高ボッチ山、1600m超から眺める諏訪湖。
圧巻です・・・。
このアングルは「君の名は。」を思い起こさせますね。

今までボロボロだった心と体が、嘘のように軽くなりました。
人間て単純ですね(笑)

ここで孤高のボッチポーズを決めましょう。


日も傾いて、黄昏模様。


いろんなブログを見ると、カメラ競争率が激しいということでめちゃくちゃ心配してたのですが、意外なことに誰もいない。
拍子抜けしつつも、最前列に三脚を置く。
後から来た地元のカメラ女子に話を聞くと、今日は諏訪湖畔で花火が上がるらしい。
陣馬形山の時といい、持ってるぜ自分!

と、そうこうしているうちに、カメラ女子含み自分の周りには三脚を構える人たちがぞろぞろ。


それでも自分の想像よりはるかにゆったりスペースだったんですが。

そして花火は夜の8時から40分程度、約3000発が上がりました。


駒ヶ根市の花火同様、高台から見下ろす花火は小ぢんまりとして見え迫力には欠けますが、夜景と一緒に煌びやかな光景を楽しめます。
遠く南アルプスの方では、サイレント稲光も発生し、ちょっとレアな演出を楽しめました。
花火が終わった後は、雲の切れ間を狙って星空撮影。

ムーンライト諏訪湖伝説





「君の名は。」とまではいかないまでも、綺麗な写真を収めることができました。
この後雲の動向を見たり、霧の様子を窺ったりで、1時間、2時間と小刻みに寝ては起きての繰り返し。
途中ここら一体が雲に覆われ、遠くでは花火の時のような、雷鳴無き稲光がどこかで光り、非常に不気味な雰囲気になりました。
怖かった・・・。

残念ながら、霞がかったような雲海は見られそうになかったので、あとは日の出待ちのためテントに入ります。
といっても1時間も寝られないけど。

走行時間:
走行距離:
平均時速: