【奥の細道】2015/09/22(3日目)【湯けむりライン】

道の駅とざわにておはよう、でございます。
今朝の様子ですが、予想通りテントがつゆだくの汗だくでございます。

(クリックすると高解像度でご覧いただけます。)


濡れたシートを渋々たたんでいると、そこはかとなく便意が。。。
トイレが離れていたので急いで向かいました。

そして朝一番快便!だが紙が無い!
この時履いていたステテコにはポケットがなし。
すなわちティッシュがないのでした。

神は死んだ(ニーチェ)

 

・・・絶望の淵に追い込まれたこの時、もう一つの言葉が脳裏をよぎりました。

紙は・・・だ。

そう、あきらめるには早い。
あるものでどうにかする、旅の基本じゃないか。

ということで、執念でなんとか最低限の処置をし、テントへ戻ったあと改めてウェットシートティッシュでお尻を清めました。
あーくたびれた
やっとスタートできる。

しょっぱなから下の話で失礼しました。
今日の行程に話を戻します。
昨日は新庄市内から国道47号線を西進してきましたが、今度は東進。
本日中に宮城県大崎市を目指します。
この霧の中、昨日のトラックビュンビュンロードを走ります。
相変わらず怖い(´;ω;`)

さらに昨日は下りだったので、逆に今日は新庄市街まで登りでございます。
さらにさらに、県境の分水嶺までも登り。
あれ?今日一日ほぼ登り?

ええぃままよ!と新庄市街から峠道に突入します。

峠入り口からの眺め。



しばらくいくと、瀬見温泉郷へ到達。




さらにいくと、川の駅なるものも発見。

川の駅ヤナ茶店もがみ


やな茶屋・・・。
読みが若干気になりますが、入って見ます。
食堂を覗くとコンセントのある席を発見。
許可をもらって、人・機械ともに充電タイム。

あゆの田楽焼き(400円)+コーラ(150円)


骨、頭までバリッボリッと食べられました。
美味じゃあ。


下に流れてるのは最上川かな?小国川でした





にしてもすごい人。
さすがシルバーウィーク。
今日のゴール予定の道の駅も混んでるのかなぁ。
まぁぼちぼち行きますか。

川の駅前後にて、奥の細道湯けむりラインの電車と遭遇。

まだかな宮城県、だらだらと登ります。



坂も辛いけど、なんだか全身が痒い。
体力より気力持つかな?

と、そこへこんなものが。


分水嶺キター!

あとでっかい茅葺の家もアター!


禁煙の家封人の家。


この建物は、仙台領・新庄領の境を管理する建物だった模様。
かの芭蕉が大雨のためしばらく滞在することとなった家でもあるそうです。
「蚤虱 馬の尿する 枕もと」
当時、馬の産地として栄えた旧小国(現最上町)の、馬を大事にする風俗を詠んだ句として知られています。

さぁそして
宮城県突入!


遠い!疲れたなぁ。
ここから一気に下って、着きますはこけしで有名な鳴子温泉郷


こけし( ゚ ω ゚ )





こけしの数もすごいですが、温泉旅館の数もすごいです。
山からそそり立ってます。



排水も白い。
川まで白い。



ほのかな硫黄の香りを嗅ぎつつ、ひた走ること1時間。

あ・ら・伊達な道の駅に到着!
・・・しましたが売店・カフェ等はもう閉店間際。
人自体はまだ凄い居ますし、まだ入ってきます。
カフェオレ頼んで30分ほどで休憩終わり。
既に止まった自動ドアから出ようとしてつっかえる(恥)
店員さんが親切に手動で開けてくれましたが、同時に入ろうとした御夫婦は既に閉店時間を過ぎてしまっていたのでシャットアウトを喰らってしまっていました。
南無・・・(´;Д;`)

18時を回り、既に周りは暗くなっていましたが、裏手にある田んぼから山と夜空が眺められそうだったので、道の駅裏の駐車場隅に今夜は陣取り。
街灯も近く、用水路は十分に流れていたので、昨夜のように蚊にも悩まされませんでした。
今夜はお月があったので、沈んでから星空軌跡に挑戦して本日は終了です。



 

走行時間:4:43:06
走行距離:79.95km
平均時速:16.9km/h

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