【島原大変】2016/07/19(304日目)【肥後迷惑】

おはようんぜん!!\(^o^)/


気持ちのいい朝!

今日は道の駅みずなし本陣にて起床。


 

ここでは雲仙普賢岳噴火当時の大火砕流がそのまま残されています。


 

家がまるごと埋まってしまっていますね。
自然のパワーの巨大さを物語っています。


 

自分は確か小学生くらいの時だったと思いますが、ショッキングな映像が連日映し出されていた記憶があります。


 

改めて日本は、揺れ動く大陸プレートの狭間にあるんだなと痛感させられました。

道の駅を出発し、この日は早速の100名城!


 

島原城に到着しました!


 

5層の復元天守が立派ですね。

中の展示物はキリシタンに関するものが多数。



 

島原といえば、江戸初期に起こった「島原の乱」が有名ですが、キリシタンが立て篭もったのは島原半島南端に位置する原城跡

 

島原城は、鎮圧に向かう幕府側の本陣として使われたそうです。

またこんなものも展示されていました。


本日の出発地だった道の駅では雲仙岳の噴火災害をまざまざと見せ付けられたわけですが、約200年前にも雲仙岳の火山性地震により付属火山の眉山が崩壊

大規模な土砂災害に見舞われた島原に加え、一気に流れ込んだ土砂の影響で向こう岸の熊本津波に飲み込まれ、犠牲者が1万5000人と言われる日本史上最大の火山災害となったそうです。

このときの災害が「島原大変肥後迷惑」と言われているのですが、語呂の良さに被害の大きさが今ひとつピンと来なくなっているような。
しかし、土砂崩れが原因で発生する津波というのもあるんですね(゚∀゚ ;)タラー

地球の脈動を感じる熊本-長崎の旅路となりました。

お城の休憩所では、島原名物「寒ざらし」と言われる甘味がありました。


密甘ぁ( ´Д`)
だけど全然しつこくなく、食べやすい島原スイーツでした♪

一緒に休憩していたご夫婦とお話しすると、なんと熊本市の方でした。
今回の地震について、市内は比較的大丈夫だったが、阿蘇や益城方面はやはり甚大な被害を被ったとのこと。
熊本城も崩壊してしまったが、逆に今でしか見られない姿だから、しっかり目に焼き付けて言ってほしい、とお話しくださいました。

すごいお言葉ですね。
熊本のお城に対する愛と情熱は、半端なものではないと再認識させられました。

お城も一通り回り、島原城の近くでお昼を食べに向かいます。

姫松屋(長崎県島原市)

 

具雑煮 980円


出汁が良く効いていて、塩っ辛さをまったく感じない美味しさ!
これは旨い!
ごちそうさまでした(*・ω・*)

お城を離れたあとは、島原半島の北側へ。

巨大五円玉(;゚д゚)デケェ


 

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \/ \


 

諫早市も通り過ぎて一気に長崎市まで!

今日は、高知の足摺岬でご一緒したお遍路さんのお宅にお邪魔して、お泊りさせていただきます♪

 

走行時間:4:50:28
走行距離:80.79km
平均速度:16.6km/h