【松山】2016/03/19(182日目)【ぶらり旅】

松山駅前のネットカフェよりスタート。
ドアすらないBOX席なんて初めて見たぜ。
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アメダスを見ると、雨雲が過ぎ去った模様なので、お会計をして外に出ます。
霧雨がサァーっと降ってましたが。

そういえば群馬県太田市でお会いした入江兄さん
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入江兄さんの紹介で、松山市三津にいらっしゃるカメラマン・江刺さんにお会いすることができました。
注)イメージです。
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個人的には、まつ毛が雅なユリオカ超特Qといった感じのとても気さくな方でした(*’ω’*)

なんでもお遍路龍馬脱藩の道東海道etc・・・若かりし頃は徒歩でぐいぐいと旅をされていたそうな。
そしてその先々で、なにも落としていないのに「何かケツから黒いモンが落ちたよ」とかいうおばあちゃんや、一斗缶から神の啓示をメモ書きしたノートを取り出す老人など、不可思議な人々に出会い、その都度不思議な経験をしてきたという、超面白い人。
やはり旅人はちょっと変人。

その江刺さんに連れられ、松山市の中心地から西に位置する三津浜を案内してもらう。
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三津浜はかつて、あらゆる所から物資が運び込まれ、また運び出される松山の玄関港として、大いに栄えたと言います。
物も集まれば人も集まり、食堂や雑貨屋、あるいは遊郭といった様々な店も軒を連ねていました。
その喧騒の中に混じり、かの正岡子規や、松山に赴任していた夏目漱石などが、よくここに遊びに来ていたそうな。

今でも、昔からある三津の渡し舟があり、無料で向こう岸へ送ってもらうことができます。
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三津浜から北に3kmほど行くと、お遍路さん第52番礼所・太山寺があります。
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この本堂裏手から山道を行くと、観音様が置かれている小高い山、経が森に登ることができます。
今回は珍しく、雲海に沈む松山市を遠望することができました。
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松山市街から少し離れるだけで、こうも雰囲気が違うとは。
田舎過ぎず、都会過ぎず、とても好みな町並みです。

江刺さんとは、一旦今日はお別れ。
街中に戻って自転車を取り、鯛飯を求め彷徨う。

そういえば松山市は路面電車が通る街。
電車が踏み切りを待つ、なんて光景も。
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その踏み切りからすぐそこが駅。
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JRと、この路面電車の「伊予鉄」が街中を走っているため、松山の町は踏切がめちゃくちゃ多いです。
その踏み切り近くに釜飯屋を発見。
うどん・釜飯 大黒屋
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ここは鯛飯を釜飯で出してくれます。
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かまめしどん「そら、自分でよそうべし。」
ダウンロード

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鯛の切り身を少しほぐして、出汁の染み込んだ炊き込みご飯と一緒にかっ食らう。
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たまりませんな!
ご馳走様です♪

さてさて今日の寝床はというと、これも入江さん・江刺さんのお知り合いが持つ小屋をお借りすることができまして、屋根のある夢の快眠生活が!
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写真はホラーチックだけど、屋根あり壁あり畳あり極上空間ですよ。
水・電気もないけれど、そんなことはなんとかなります。
寝袋、かけ毛布もあるし、久しぶりの安眠です。
では、おやすみなっさ~い!

走行時間:0:51:16
走行距離:13.27km
平均速度:15.5km/h