【親不知峠】2017/07/07【春日山城】

道の駅市振にて3時半起き。
早朝に難所・親不知を抜けてしまおうということで、未明の薄明りの中スタート。


ふと海を見ると、随分とスキャンダラスな装置が


どんな実験なんだろう。

道はついに本格的な難所の様相。


トンネル(隧道)ではなくシェード(覆道)がずーっと延びています。

そこへ日の出がΣ(・□・;)



真っ赤な太陽ビームがシェードに差し込みます。


コミュニティロードなる脇道からの光景。


ここで野宿もできそう。


道の駅親不知を過ぎたあたりから、まさかの片側交互通行(;´Д`)


加えてもうこの時間から車の量が(;´Д`)


まさか日の出を拝めるとは思ってなかったので、素敵な風景に出会いつつもカメラを構える余裕が全然なかった。
コミュニティロードともう一つ、8号線に合流したところから下り坂のカーブを曲がったところもいい写真が撮れそうだったけど、ヘアピンカーブ+下り坂でブレーキする間もなく通り過ぎちゃった(´;ω;`)
あとローカル鉄道&高速道路&国道を一挙に撮れるスポットもあったなぁ。
今度通る機会があればリベンジしよう。

ということで親不知総括。
自分が通った時間帯は4~6時くらい。
道は坂、カーブ、トンネルの連続。
全体的に交通量は少なかったが、6時頃は結構な量に。
乗用車:トラックの比率は、2:8もしくは3:7の印象。
歩道はあてにならない、というか無いつもりでいかないと泣きを見る。
シェッドの外側に歩道が見えるが、大体途中で消える。
その前に歩道への入り口(スロープ的段差)がほとんどない。

そして今回焦ったのが、片側交互通行区間があったこと。
距離は大したことなかったが、後ろにトラック3台も並ばれると全力を出さざるを得ない。
疲れた・・・(´;ω;`)

そんなこんなで、無事に糸魚川市内へ到着。


此処こそ、翡翠峡からヒスイが流れてくる川の河口がひしめく、いわば翡翠都市の本場。


親不知の疲労気苦労もなんのその。
ウキウキ気分で海岸線に躍り出ました(゚∀゚)アヒャ


・・・抜かった。



河口付近に差し掛かったあたりで、ちょっとした中州に足を踏み入れたが最後。
粘土質の川跡は半ば底なし沼となっており、脛ふくらはぎまで容赦なく脚を呑み込みました。
欲をかいた自分に反省しつつ、波打ち際に戻って泥を落としていると、石拾いベテランっぽい二人と遭遇。


一人は群馬県高崎市からお越しのおじさん。
境・宮崎海岸でも見た例のお玉スティックを持ってました。


しかも伸縮自在!
これでも遠めの波打ち際でも、目についた石を口寄せすることができます。
もうひとかたは、愛知県三河地方からお越しの青年・おこやさん。


石の収集家&装飾具家であり、独学ながら鉱物にとても詳しい方でした。


そして嬉しいことに、自分の去り際に追いかけて、わざわざお守りとして翡翠&岐阜のトパーズを「持って行ってください」とプレゼントして頂きました。


これはありがたい。
大事に取っておかねば(・□・;)


おこやさんと翡翠チャレンジに別れを付け、8号線を東進。

ん?


「うわぁあああ」


まだまだ続くヒスイ海岸を横目に疾走。


青空が広がっていく中、ヒスイ海岸はトパーズ色に。
この間の連日の雨の影響かな?


あれはなんだろう。


上越市を目指します。

またもや片側交互通行に出くわした拍子に、弾かれた様にサイクリングロードへ突入。



8号線より3~5mほど高台になったけど、すごい走りやすい!
車が横を掠めないことはもちろん、斜度も緩やかに設計されていて、始点はわかりませんでしたが上越市内を目指すならこの道一択。


滞りなく上越市内に入って、すぐ右折して内陸へ。
100名城の春日山城跡に到着!



春日山城跡ものがたり館でスタンプゲット&動画のお勉強。
昨年の大雨で、一本散策路が潰れて復旧中とのこと。
とにかく謙信像まで自転車で登りました。



そこから徒歩で、春日山神社その他各郭を見て回ります。






狛犬は玉持ち子持ち。



城跡あるあるの日本軍駐屯地だった模様。



なんだこいつは。


「やぁ」


本丸からは、上越市内を一望できる素晴らしい景観に出会えます。



お城を後にし、ここから南進を開始。
進行方向を長野方面とします。

ん?
まさか、日本最後の遊郭と言われる”飛田新地”!?


よく見たら違いました(*´σー`)エヘヘ

途中、温泉博士発動してお風呂。
そこから最寄りの道の駅あらいへピットイン。
今日はここでおやすみなさい。

走行時間:5:23:56
走行距離:95.13km
平均時速:17.6km/h