【雄勝の温もり】2015/09/21(2日目)【戸沢の霧】

道の駅おがちにて起床。
休憩所で同じく仮眠をしていた宮城のご婦人方から、コーヒーのお誘いを受けまして一日が始まりました。

かなり諸国を巡っているようで、色々なお話を聞くことができました。
そのうち日も昇り、朝ご飯も如何ということに。

いつの間にか大所帯(;’∀’)



こちらの写真からさらに人が増え、朝ご飯がちょっとしたお食事会に。
恐るべし宮城マダム(゚Д゚;)

朝ご飯のほかに、色んな方からちんすこうなどの様々なお裾分けまで出てくるなか、自分は口にモノを運ぶだけ(;’∀’)イヤハヤ

さい先のよいスタート、旅の先輩方と一緒に楽しい時間を過ごすことができました。
皆様誠にありがとうございましたm(_ _)m

おかげさまでお腹いっぱい、ガソリンたっぷりでございます。
これから峠越え!ということで、県境のトンネルまで来ました。
(クリックすると高解像度でご覧いただけます。)



山形県に突入!


そしてそのまま直進してしまうと自動車専用道路に入ってしまうので、


脇へ逸れて、昔の国道をえっちらおっちら登ります。
山んなかに突入。


薄暗いトンネル



そのうち自動車専用道路と合流し、ちょっと行ったところに谷口がっこそばの看板が。
過去に一度行ったことはあるのですが、久しぶりに行ってみようかな。


お品書き


揚げそば(510円)


そば餃子(310円)


オーソドックスに板そばでもよかったのですが、好奇心に負けてイロモノ(?)二種類。
揚げそばには、大根おろし醤油がつけダレになります。
外はカリッと、中はトロッモチっといった感じで、大根おろしとよく合います。
ただ普通に食べると、恐らくおろしが足りなくなるので、後で来た餃子のタレにつけて最後は食べました(笑)
その餃子ですが、餡にむきそばが入っており、時々舌にコロッと出てきます。
噛んだときの食感は、普通の餃子と大差ない感じ。
タレは酢多め、ラー油普通で頂きます。
二つ併せて結構なボリュームに感じました。
ご馳走様(-人-)

がっこそばの校舎は国道から離れたところにあるので、もう一度13号線へ戻り、改めて新庄市内を目指します。
新庄市内から、戸沢村の道の駅とざわへ向けて、国道47号線への乗り換えを目指します。
途中、町の中心に最上公園(新庄城跡)なるものを見つけたので寄ってみました。

お社


敷地内の様子



新庄藩といえば、元は角館にいた戦国武将・戸沢氏が移封された場所であることから、少なからず秋田の平鹿・仙北地域と由縁がある場所でございます。
私の地元もそうですが、ここ新庄も郊外へ見渡す限りの水田が広がり、かつてこの地を支配していた最上義光(伊達政宗の叔父)は、この地に止まらず雄勝・平鹿地域まで勢力を拡大していたというので、相当強大な勢力だったことでしょう。
(余談ですが、横手盆地の一角・大仙市は現在、水田の面積が新潟市に次いで全国第2位だそうです。)
真室川町-新庄市



ここで、新庄市内から別れを告げ、一路戸沢村へ。
しかし、めちゃくちゃトラックが通る。コワイ!
少しゆくと「東北中央道」建設中の様子。なるほど。
これではゆっくり最上川を眺めながら漕いではいられませんね(泣)
さっさと目的地へ向かいましょう。

ということで、道の駅とざわに到着でございます(写真忘れた…)。
疲れたので、滑り込みで食堂にてご飯です。

お品書き



前日道の駅で会った方が教えてくれた、韓流冷麺.


私の冷麺のイメージは勿論、盛岡冷麺のように透き通った麺にキムチだったのですが、この冷麺は麺が黒い
さすが山形、そば粉がいくらか練り込んであるそう。具材も株漬け?カクテキ?スープは盛岡冷麺よりさっぱりしています。
韓流冷麺、そういうのもあるのか。

さて、当道の駅は食堂だけでなく、建物から物産から韓国一色の珍しい道の駅です。
聞けば当地域は一時期嫁不足に陥り、韓国からお嫁さんを募ったことがあるそうな。
その影響か否か、韓国人の割合が高めなのだそうです。

敷地全体の異様な風貌と立派な建物で、めちゃくちゃ目立ちます(笑)
上の方に眺河の台なるものがあるそうですが、真っ暗になるとさすがに登ることができなかったので、草むらになっている所の一番高いとこへテントを設営。
晴れてるし、最上川と星空のいい写真が撮れそうだ。
と、期待していたのも束の間。
蚊!蚊!蚊!
半端なくいます。テント内でヘッドライトを付けていると、光の当たる方向にゆうに30匹は寄ってきます。
これじゃあお外に出れません。
まだ歯も磨いていないんだけどなー(´・ω・`)
よし、長袖股引の素肌なしフル武装で突貫だ!ついでに日中晴れてたので星空も撮っちゃおう。

・・・ライトが超じゃま!


あんな強力ライトそうそうないぞ・・・。
でも、もしかしたら夜中は消えるかも。0時まで仮眠しとこう。

・・・4時間後。うぉっしゃあ撮るぞー。

霧がー(´・ω・`)


この後、すっぽりと地面からお空まで霧ヶ峰状態。
夜霧よー今夜もーありがーとおー(´;ω;`)ブワッ

そして翌朝、テントのお外は大変なことになっているのでした・・・。

 

走行時間:4:27:43
走行距離:70.92km
平均時速:15.8km/h

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