朝、尺八の音色で目が覚める。
そっか、丸亀城には尺八おじさんがいたっけ。
日の出がめっちゃ綺麗そうでしたが、今回は丸亀城登城なし。
朝一番のフェリーに乗るため、多度津港を目指します。
ちょっと迷いましたが、
7kmほど漕いで、のりばに到着!
6:50発のフェリーに無事乗り込めました。
目指すは猫の島・佐柳(さなぎ)島!
さらば四国(`・ω・´)ゞ
ほどなく島に到着!
降りると早速・・・
イタ――(゚∀゚)――!!
取り合えず腹が減ったので、おもむろにパンを取り出すと、ぞろぞろ・・・。
ぞろぞろ・・・。
ぞろぞろ・・・。
( ^ω^)・・・。
来すぎやろ!怖いわ!
「反省」
「なんちって」
そこ落ち着くんか?(笑)
「きたねぇチャリやなぁ」
「どれひとつメンテしてみよか」
「ふむふむ」
「ふむふむ。」
「ふむふむ…」
「えぇもんめっけた!」
「よっしゃようやった!」
おいゴルァ!(# ゚Д゚)
カメラ構えてる最中、バターロール一個強奪されました。
こいつら逞しいじゃないか(#^ω^)コノヤロウ
「なにか?」
島には集落が2つ。
端っこにそれぞれ墓地があり、その外にはなにもありません。
漁村によく見られる細い路地。
お家が寄り添うように建てられています。
「へい、楽しんでる?」
「みょーん」
ネコと鳥居
「ぺろ」
「なに撮っとんねん」
「照れるやん(/ω\)」
「きれいに撮ってや」
ありがとうございました~!
「今回だけやで」
「お、わしも撮ってや」
「なぁ、みんなも撮ってもら…なにしとん?」
「いや、あれなにかな~…と!?」
「(うわぁぁぁぁぁぁぁ)」
「(笑)」
「なにをしとるんじゃあ」
八幡神社にやってきました。
「お?なんだなんだ?」
「小汚い自転車だなぁ」
「チラッ」
にゃー
!?
泥棒ネコだ!
「(誰も見てないな)」
いやバッチリ見られてますよ。
数少ない島の商店前にて。
「よっこらしょ」
「これ挨拶せんかい」
「ちょ」
にゃーん
絵になるにゃ~
慎重なやつ、人懐こいやつ、度を越して図々しいやつ。
道路の真ん中で寝そべって避けようともしないし、神社の境内でも堂々としてます。
虫(モンスターだらけやんこの島。生きていけるのだろうか。)
結果、朝8時から15時の笠岡方面のフェリー(土曜日のみ運航)が来るまで、猫に絡み絡まれの時間を過ごしました。
今日ここまで10㎞も走ってないのに疲れたぞ、なぜだ(?_?)
あぁもうすっかり猫まみれ。
佐柳島の猫に別れを告げ、フェリーに乗り込みます。
この佐柳島から本州へ上陸できる船は、週1回しか出ておらず、越境できる貴重な便となっております。
一旦次の島、岡山県の真鍋島に降りることになるのですが、
・・・ここも猫島なのか!
「せやで」
話によれば、もともとこっちの方がメディアに取り上げられ、先に有名になったそうな。
近年は猫が減ってきて、ブームもひと段落したらしいけれども、それでも結構な数がいます。
次の便まで時間があるので、ここでも猫を追いかけることにしました。
「なんか匂うぞ」
「ごちそうだ!」
「ゲット!…なんぞおまえ?」
お魚くわえた野良猫~♪
追っかけて~♪
「くんなや!」
(´・ω・`)
「どんまい」
集落から離れたところに素敵な公園発見!
お邪魔しまーす。
「なに!?なに!?」
「じー」
あ、そろそろ時間だ。
お邪魔しました~。
ということでフェリー乗り場に帰還。
ここまで乗ってきたフェリー乗務員のお父さんの奥様が、秋田に知り合いがいるということでいろいろお話してくださいました。
古民家の中の甲冑(当時のもの)や陣笠なども特別に見せてもらったり、全国の真鍋さんの故郷であるというお話も聞かせてもらったり、非常に面白い方でした。
今度は真鍋島メインで観光に来たいですね。
そんなこんなで岡山県の笠岡港に着いたのは18時前。
無事、本州復帰を果たしました。
今日は港近くのスーパーで買い物をして、展望公園も近くにあったのでそこで寝泊まり。
おやすみなさい。
土曜日のみ運航のフェリー「ぷりんす」で佐柳本浦→真鍋島を移動。
さらに真鍋島~笠岡港も「ぷりんす」で。
走行時間:1:54:22
走行距離:21.25km
平均時速:11.1km/h