【旧寒風山トンネル】2017/05/23【別子銅山・東平地区】

今日はUFOライン出入口、寒風山登山口にある休憩小屋で夜を明かしました。



 

昨日満喫してきた石鎚スカイラインUFOラインのダメージで足が重いですが、今日はほぼ下りのはず!
撤収していざ出発!(*´▽`*)


・・・なんじゃここは!

答えは「旧寒風山トンネル」

UFOラインのアクセスは、高知県側から登る新道と愛媛県側から登る旧道の二つがあり、それに伴い寒風山トンネルも新旧二つ存在します。
昨日車で通りがかった方々に聞いてみたところ、やはり車の人はみな新道を通るのですが、肝心の新トンネルは5㎞もあるうえ歩道がないとのこと。

ならばと旧道の方を選んだ先にあったのが、先ほどのトンネルというわけです。

三脚で露出を長くして撮ったため、写真では上記のワームホールのように見えますが、実際は全く灯りがありません。

少し進んでヘッドライトを消すと。。。


自転車のライト以外なにも見えません。
さらにブレーキ音やら足音やら、あらゆる音がこだまして、不気味さが半端ない(;´∀`)

近くに思えた出口も、


なかなか辿り着きません。


実は怖いもの見たさに、何回か立ち止まって三脚撮影しながら進んだのですが、車も全く通らないし、道のど真ん中で撮り放題でした(笑)

しかしずっとトンネルの中はすごい冷んやり。
身体が冷えてきたので、さすがに切りあげて先を進むことにしました。

トンネルを抜けるとすぐに再び愛媛県入り。
ただいま愛媛(笑)。


さらばUFOライン。


ここから気持ちのいいダウンヒルの始まり。


照りつける太陽が、冷えた体を温めてくれます。


道中では、瀬戸内海と市街地を見ることが出来ました。


木漏れ日も美しい。


車も殆ど通らない、なんとも快適なダウンヒル♪


西条市は四国でも指折りの水がきれいな街。



遠くに見えるのは、昨日通って来た石鎚山かな?


ということで、西条市内までほぼノー漕ぎで着くことができました!
気持ちよかったーーー!


さて山から下りてきたことだし、一休み・・・と行きたいところでしたが、ここから今度はお隣の山間部へ突入します。

目指すは新居浜市にある別子銅山
道の駅マイントピア別子を抜け(野宿できそうになかったし)、標高750mくらいにある東平(とうなる)地区へ向かいます。


道中にあったダム。
こんなループ橋初めて見た…いや、江田島に行った時以来か?


脇には旧道も残されていました。
分かりにくいですが、ヘアピンカーブとトンネルを組み合わせて登り坂を作ってます。


うーん、山深い。


とんでもないところに来ちゃったな。


崖を伝うような激坂の連続。。。

石鎚から降りてきたばかりの脚には堪えます。

(# °皿°)ムキー!


特に県道47号線から銅山跡へのゲートをくぐった先が地獄斜度でした。

なんかガチで遺跡のようなものもあるし。


と思ったら、なんかペンション群のような?


そしてようやく、別子銅山・東平(とうなる)地区に到着!



うおおお、凄い雰囲気だあ。



マジで遺跡のようですねぇ。


遠くに新居浜市と瀬戸内海が見えます。




非常にタイトだった今回のルート。
この景色と、ここに同時に着いた車の運転手からかけられた「よう来たねぇ。」の一言で、すべてが報われた気がしました(´;ω;`)

そんな山奥の秘境、別子銅山採掘遺構。
東予の現代的な市街地から車で1時間もしないところにあるとは、想像もできません。


そしてこの遺構と都市夜景を同時に見られる、かなりレアでは場所でもあります。


もっと撮りたかったのですが、残念ながらここで雨がぽつぽつ。
さらに夜9時でライトアップ終了。
東屋を借りて、今夜はここでお開きです。

走行時間:4:03:21
走行距離:62.31km
平均時速:15.3km/h