道の駅上宝にて起床。
外には北アルプスの湧き水が滾々と流れ、裏手にはオートキャンプ場が併設されている道の駅。
売店や休憩所(24時間開放)はあるもの全体的にこじんまりとした印象。
しかし、ここは乗鞍、奥穂高への玄関口。
ライダー、登山者、キャンパーが続々。
加えて近くに流れる神通川が絶好の釣りポイントになっており、釣吉さんもどっさり。
早朝からかなりの賑わいを見せています。
今日の道のりは富山市方面。調べるとほぼ下り坂なので、急ぐことなくゆっくりと出発準備をします。
途中札幌からお越しのおっちゃんライダーや、愛媛・豊田からお越しの釣吉さんなどと談笑し、昼前に漸く出発。
国道41号線、神通川沿いをずーっと下っていきます。
川沿いといっても、結構な高さから川を見下ろすほど谷の上のほうに道が敷かれている。
そして神通川の両側が切り立ちすぎて、すごい圧迫感。
そして歩道が…
あ、出口あった(;’∀’)
焦るわぁ。
長野県でも大きな川、例えば千曲川や天竜川に沿って走る行程もありましたが、視野は広く光景は柔和で、なんとなく女性的。
対して北アルプスから富山平野まで降りる神通川沿いの41号線、両脇に金剛力士像でも控えているようなプレッシャーを感じる、とても男性的な印象。
岐阜県郡上市から油坂峠を越え、福井県大野市に通ずる九頭竜川沿いを思い出しました。
北陸へ通じる道は、なぜこうも厳格なのだろうか。
というか富山県側から乗鞍スカイライン登るのって、前哨戦かなり辛くね?
ということで富山県IN!
不思議なことに、ペダルをほとんど漕がずに富山市内まで来れたにも関わらず、なんかすげー疲れた(;´Д`)
そして標高が低くなるにつれ欠伸が止まらん。
なんだこれ、と訝し気に思いつつ、市内のコンビニで暗くなるまで時間つぶし。
何のためかというと、このライトアップのため。
富山市・富岩運河環水公園。
ブルーにライトアップされた、近未来的な遊覧船も浮かび、非常に幻想的な雰囲気の公園でした。
ここでは四季に合わせた様々なライトアップを楽しむことができるようです。
敷地内には世界一美しい(らしい)スタバあり。
もちろん、こういう場所はカップルの巣窟。
その中を、山から下りてきたばかりのむさ苦しい男が、半ば朦朧として汗臭マックスでカメラを構えながら闊歩しておりましたとさ(;´Д`)
徘徊時間はゆうに1時間を超え、3㎞ほど離れたネカフェに着くころには22時を過ぎてました。
クッソくたびれましたが、昨日の乗鞍越えと今日の夜景撮りの達成感、町場に降りてきた安心感で、ネカフェとしては心地よく眠りにつけました。
明日から雨予報ですが、様子を見て、道の駅氷見まで進めればと思います。
走行時間:4:24:54
走行距離:86.45km
平均時速:19.5km/h