今日から3月!
雪が舞ってますけども。
雨じゃないからまだマシね。
さ、一昨日昨日とお預けだった、100名城でもあり世界遺産でもある姫路城へ吶喊~。
お~、やっぱり白いなぁ。
さぁ、入場券は…。
1000円とな!
さすが世界遺産だべぇ・・・。
このお城は、主に東西のでっかい主柱と、太い梁によって支えられているらしい。
窓は狭く、見晴はあまり宜しくありません。
カメラのレンズを間から覗かせての撮影。
風が冷たいため、早々に降りることに。
天守閣を降りると、天守を見上げることができる備前丸へ出ます。
やはり正面間近からみると迫力が違いますね~。
そこから更に一段曲輪を降りると、「播州皿屋敷」でお馴染みのお菊の井戸が現れます。
「いちまぁ~い、にまぁ~い、さんまぁ~い・・・一枚足りな~い」
のあれですね。
その井戸の中を覗くと、お賽銭がいっぱい投げ込まれていました。
お菊「10枚どころじゃないんよなあ。」
因みに青山一派は衣笠勢に一掃され、お殿様は無事、姫路の城に戻れたそうな。
その時のお殿様、小寺則職の息子・政職は、後に黒田官兵衛の才能を見抜き重用します。
大河では政職役を片岡鶴太郎が演じていたようですね。
見たかったな・・・。
話しをお城に戻して、お菊の井戸を過ぎると修復工事中の現場へ。
姫路城は、常にどこかで補修工事をしているそうです。
本丸の次は西の丸へ。
ここには百間長屋と呼ばれる長大な多聞櫓(生活空間や倉庫になる櫓)が、西の丸をぐるりと囲むように建てられています。
中には主に姫路城の歴史の展示。
ここ西の丸には、時の城主・本多忠政が、大阪の陣の後に息子・忠刻とその妻・千姫の為に御殿が建てられていたそうな。
お世話役として多数の女中が働き、ここ百間長屋を住まいとしていたと言います。
平時は住居、有事は櫓としての機能を持っていた、言わば隠れた重要拠点だったようです。
しかしこの忠刻・千姫夫妻が結ばれるまでには紆余曲折あったようです。
白鷺城として美麗な姿を残すだけでなく、サブストーリーも豊富な姫路城。
しかしながらこのお城は、その規模から維持費も膨大で、歴代城主はその都度、財政に悩まされたようです。
長々と色々書いたけど、1000円の入場料の割りには、見学自体は1時間ちょっとであっさり終了。
次の目的地に向かうため、姫路城を後にします。
醤油に豚のまろ味が合わさってとても美味しい。
ごっつぁんでした♪
さぁ、一昨日はマラソンに阻まれ行けませんでしたが、今日は平日。
姫路城の次に目指すは書写山・円教寺。
普通はロープウェイを使うようですが、和歌山・志原海岸で出会ったキャンピングカー夫妻に教えてもらった登山ルートを探します。
車も通れる、自転車も行けるんじゃないかとのことでしたが・・・
うん、無理。
自転車乗り入れ禁止のチェーンもありましたが、それ以前に斜度がヤバイ。
暗峠・大阪並にあります。
そして未舗装。
ここは大人しく、麓の神社の隅っこに自転車を置いて、徒歩で向かいましょう。
冷え込むと思ったら雪が降ってきました。
歩いて寒さを誤魔化そう。
ここからさらに奥へ進むと、映画「ラストサムライ」や大河ドラマ「軍師官兵衛」の撮影現場と言われる食堂・常行堂・三之堂があります。
雰囲気満点。
ここの宝物殿は無料で入れて、収蔵物を見ることができます。
ここでまた戦国時代の話ですが、羽柴秀吉が中国遠征の際、ここ書写山を本陣として使う為に乱入。
その際に重要な宝物を長浜に持ち去ってしまい、寺も荒れに荒らされてしまったそうです。
尚、播磨国に秀吉を引き入れたのは、かの黒田官兵衛だった模様。
ドラマではヒロイックに描かれる大河ドラマの主人公も、やはり戦国の人。
歴史の裏側ではやはりえげつないことをしているだなということを感じさせられました。
ここも一巡りして、下山。
夕方までに、相生にある道の駅あいおい白龍城まで進みました。
白龍城は「ぺーろんじょう」と読みます。
写真中央にある中国風の建物がそうです。
向かいにはマックあり、丸亀製麺あり、24時間のマックスバリュあり。
所謂「住める」道の駅。
天気予報は良さそうなので一泊のみですが。
おやすみなさーい。
走行時間:2:49:55
走行距離:41.94km
平気速度:14.8km/h