昨日の潮岬観光を終え、びわくんと共に近くで野宿。
奇岩の朝焼けはどのようなものなのだろうか、
二人とも朝一番、橋杭岩まで戻り朝日を待ちます。
既に道中はうっすらと明るくなっていました。
赤と青のコントラストに穿つ、岩のシルエットが美しい。
刻一刻と移り変わる彩りに、シャッターを離すことができません。
水面がミルクのように穏やかになったとき、岩陰と日差しがくっきりと
海面に現れ、幻想的な鏡面世界を演出してくれました。
夏は橋杭岩の真後ろから現れるのでしょうか。
さぞ圧巻だろうなぁ。
ところで、カメラを構えている私たちの後ろでうろちょろしているやつが一匹。
めんこい(●´ω`●)
旅の途中でもよく見かけたけど、なんという鳥だろう。
自分らのなかで、勝手に「ジャスピン」と命名。
(びわくんがジャストピントでベストショットを撮れたので(笑))
びわくんは、なんとパンにカボチャプリン。
1個換算で30円もしないんじゃないかなという超エコ食(笑)
これもひとえに、節約放浪旅の工夫と度胸がなせる技です。
さて、ここからは北上一筋。
なにやら高速が積雪と凍結で通行止めになっている区間があるらしいですが、ひとまず進んでみましょう。
びわくんは古座川の一枚岩を見に行ってくるというので、一旦別行動。
後ろから追いかけ合流するとのこと。
それにしても、相変わらずアップダウンが平等にやってくる道である。
下りが楽かと言われると、そうでもない。
寒いし(笑)
概ね好きな場所で好きなタイミングに止めて写真を撮れるのは、自転車旅の魅力の一つですね。
橋杭岩から、和歌山市方面へ向かって最初の道の駅が見えたので寄ってみます。
この道の駅すさみは、高速道路が通ってから出来た新しい施設だそうで、この時点で半年ほどしか経っていないそうな。
広くて明るく新しい。
物販コーナーも非常に充実していました。
みかんのケチャップ・・・。
一体どんな味がするのだろう。
店員さん曰く「新商品なんで私も試食してないんですよー」。
それは完全に未知の味ということではないですか(笑)
販促POPにはチキンライスにすると美味しいと書いていたので、トマトケチャップと使い方は似ているのかな?
にしても材料が、「みかん」だからなー(;´∀`)
道の駅すさみをあとにし、先に進むとなにやら見過ごせない看板が。
光の矢は綺麗だけど、何もない・・・。
もしかしてカップルで来ると見えるものがあるのかもしれない。
道の駅イノブータンランドすさみ
とても小さい。
同じすさみでも、さっきの道の駅とは雲泥の差。
取り敢えず物販コーナーを見てると、こじんまりとした中に
地元の特産物を並べている、至って普通の雰囲気。
ザル的な物があったら買ったんですが、残念。
誰得。
ここの休憩所で30分ほど仮眠。
もう一人、見た感じ歩いて旅行しているおっちゃんが寝ていたけど、どこからどこまで行くのだろうか。
そのおっちゃんを尻目に、次の道の駅・志原海岸を目指します。
2kmほど手前にスーパーのオークワがあったので軽く買い出し。
その先にローソンがあったので、寝るまでそこで時間を潰そうと進んだら、改装中なのか閉店なのか、営業しておらず。
うーぬ仕方が無い。
適当に自炊して寝るか、ということで志原海岸に到着。
いそいそと準備をしていると、キャンピングカーから旅行中のおとうさんが
トイレに降りてきて、流れでお話。
静岡から和歌山まで来て、そこから紀伊半島を一周しながら帰るらしい。
竹田城のことや、姫路城のことなどを教えてくれて、とても為になりました(*’ω’*)
その後車に戻られたのですが、少しして今度はチーズonグラタンを差し入れに持ってきてくれました。
なんという温もり。
一も二もなく貪る。
あぁ、生き返る!(*’▽’)
ご馳走様でした。
ありがとうとざいますm(_ _)m
夕食を終え、休憩所の前の屋根の下でテントを張り、いざ寝ようと最後のトイレにテントを出たところでビックリ( ゚Д゚)
なんとすぐそこで、さっきの道の駅・イノブータンランドで
見たおっちゃんが寝ていました。
それも全く同じポーズで。
寒さに加えてのちょいホラーな体験に、ゾクゾクっとしてしまいました(;´Д`)
悪い人ではないのでしょうが、インパクトが強烈だっただけに暫くの間寝付けませんでした。
しかし、この時期に寝袋無しのマットのみって・・・。
大丈夫なんかな(;´Д`)
走行時間:3:34:29
走行距離:55.41km
平均速度:15.5km/h