蝦夷富士の 露は甘いか 街ほたる
まんたろう
・月夜に浮かぶ羊蹄山
・ニセコアンヌプリを降りて
・細川たかしの故郷
・月夜に浮かぶ羊蹄山
ニセコアンヌプリ頂上にて。
山小屋から外を|_・)チラッ
もう一度|_・)チラッ
夜中に何度も起きて様子を伺うも、ずっと濃いガスが晴れてくれない。
・・・これは無理か。
しかし、午前3時頃になると漸く見晴らしが開けてきました。
丁度東の空に夜明けの兆候が。
そうでなくても、月明かりで十分明るい。
眠気も一気に吹き飛びました。
まさに幻想的。
羊蹄山の麓にはたっぷりと雲海が波打ち、その下からうっすらと街明かりが漏れて来ていました。
反対側には岩内の町と積丹に続く海。
風も弱くは無かったのですが、ダウンが必要か否かと言うくらいで特段寒くもありません。
そして空の主役は月から太陽へ。
藍色の空に茜色が飛び始め、明るみが増すと共に雲海も濃淡をハッキリと現すようになりました。
頭上の薄雲は陽光を受け、まるで火の鳥の翼のように。
そしてご来光。
・ニセコアンヌプリを降りて
移り行く展望を惜しみつつ、ニセコアンヌプリの頂上を後にします。
この日はニセコ連峰の山並みもはっきりと見えます。
五色温泉手前のシェードもくっきり。
麓のニセコ野営場に戻り、荷物の整理と朝御飯。
久しぶりに長袖とカッパを使ったからか、手首足首が非常に痒い。
ダニかな?かぶれかな?
重曹を使って手足首もとを洗う。
ふぅ、サッパリ。
ご飯は昨日、道の駅いわないで貰った冷凍お握りを調理しよう。
とっくに溶けていたけど、パラパラ状態だったので、マヨネーズと中華スープの素で炒めてなんちゃってチャーハン風。
具無しでしたがそこそこイケました(笑)
ご馳走さま。
こんな青空の元、普通にキャンプするのも良いなぁ。
トイレや炊事場も綺麗だし。
衣類の洗い場も別にあるし。
名残を惜しみつつ、片付けを済ませて10時頃野営場を出発。
一気にニセコまで降る降る~♪
と思いきや、スキー場近くでガッツリ登り( ̄ε ̄;)
エゾゼミもよっこら坂登りしてました。
この模様・・・。
夏が来れば思い出す・・・(゚ー゚)
最後の坂も登り切り、ニセコの町まで降りてきました。
ニセコのセブン凄い・・・。
道の駅ニセコビュープラザからの眺め。
下から見上げても立派な富士っぷり羊蹄山。
ここもなかなか捗りそう。
そしてホクレンフラッグイエローゲット!
今更ながら、手元にあるのを指してみる。
カメルーンだこれ!
この組み合わせはラスタカラーと言うらしい。
正式には黒も含めて四色で構成されるそうな。
ヒンズー語で「道」という意味とのことo(>ω<)oカッコイイ
ホクレンフラッグは赤、黄、緑、”青”だけどね。
黒地に白もいいんジャマイカ。
・細川たかしの故郷
ニセコを離れ、羊蹄山を仰ぎながらさらに進みます。
真狩神社
ここも玉持ちの狛犬。
鳥居前の畑とひまわりが美しい。
奥に見える山はニセコアンヌプリかな?と思ったら全然方角が違った。
昆布岳という山のようです(笑)
真狩神社は裏手が羊蹄山になってます。
御神体かな?
イタリア人カップルも神社を見学しに来てたみたい。
気持ち良さそうに走って行きました。
(進行方向にあるのは尻別岳。前方羊蹄山とも言われています。)
さて、真狩村は羊蹄山の真南に位置する村。
北極星と同時に仰ぎ見られるんじゃないかとロケハンうろうろ。
良さげなポイントを幾つか見つけて、次いでに野宿ポイントも発見!
道の駅真狩で休憩したあと、その真狩川公園で野営。
真狩村は細川たかしの故郷。
頭身に違和感がある立派な銅像が建っていました。
今日は細川たかしに見守られながらレッツクッキング!
昨日の朝、道の駅いわないで貰った冷凍お握り×6。
ニセコアンヌプリから降りて3つ食べたけどまだ残りが3個。
開けたら麹のかほりが( ̄▽ ̄;)ヤバイ
痛み始めたご飯は炒めないとね☆
ということで、マヨネーズとニンニクと梅昆布茶の素で、文字通りお茶を濁しました(笑)
全然いける!
ヒンナヒンナ♪
お腹も満たしたところで、今日はおしまい。
真狩の英雄、細川たかしに見守られながらお休みなさい(o^∇^o)ノ
走行時間:2:25:35
走行距離:40.13km
平均時速:16.5km/h