朝4時30分、身延山の宿坊「山本坊」にて起床。
朝ご飯もそこそこに、荷物を整えて今日は七面山へ向かいます。
登山口まで交通手段が限定されていて、バスはここからだと駅前からしか出ていおりません。
宿坊のご主人に車で駅前まで送って頂き、七面山行きのバスを待ちます。
駅出発は朝7時05分。
各バス停を巡って角瀬というエリアに向かいます。
運転手さん、暖房の利きが悪いということでホットお茶を奢ってくれました。
優しいなぁ。
途中、下部温泉駅にて男性二人が登山の格好で乗り込んできました。
やはり七面山へ登るとのこと。
うち一人の清水さんという方が、バス停にタクシーを呼んであるとのことだったので乗り合いさせて頂きました、ラッキー♪
登山口まで送ってもらうと、なにやら装束を着た人と一緒に団体さんがたむろしている。
さっきバスで一緒になったもう一方も参加する様子。
ここ七面山の頂上付近には七面天女が奉られており、日蓮宗の宿坊があるので、よく修験者や一般の信者一行がお経を唱えながら登られます。
さすが法華経の聖地。
もちろん宿坊には誰でも泊まることが出来ますし、朝・夕のお坊さんのお勤めを体験することも出来ます。
修行者一行を撮影していると、団体さんの登山が始まりそうだったので、お邪魔になる前に清水さんと登山開始。
登山道は宿坊までほぼ階段が完備されていて登りやすい道となっています。
そして所々にベンチや休憩所兼小さなお寺があります。(端っこに清水さん)
ある程度登ると、木々の間から富士山と、南アルプスの一端を見ることが出来ます。
そのうち、週一で登山されているという清水さんは、さすがのペースでグイグイ先へ。
私は目につくものを片っ端からカメラに収めながら進んでいきます(笑)
13丁目の肝心坊。朝8時半くらいに通ると小鳥が沢山飛び交っています。
(エサをやりに来たご主人に小鳥が群がり、漫画のワンシーンのようでした。撮り逃した(´;ω;`))
高くなるにつれ寒くなってきました。
霜柱と苔のコラボが美しい。
道全体が霜柱で浮いていました。
フレークの上を歩いている感覚。
気持ちいい( ´艸`)
歩数記録
表参道入り口~七面山・敬慎院(宿坊):およそ8000歩
敬慎院~七面山・頂上:およそ4000歩
所要時間は大体5時間くらいでしたでしょうか。
じつはこの七面山頂上からさらに40分ほど奥へ行くと、喜望峰といって南アルプスが見えるところがあるらしいのですが、私は体力の限界だったのでここまで。
清水さんはもちろん行ってこられたようで、戻り道で合流することができました。
明日は仕事だそうで、宿泊できずに残念だとおっしゃってました。
そもそも仕事を控えて、登山しにくること自体凄い気がする・・・(;´Д`)
敬慎院までの道を、一緒に大崩落を見たり、記念写真を撮ってもらったり、とても楽しむことができました(^∇^)
こちらが七面天女(七面大明神)を奉っている本堂(堂内撮影禁止)
本堂でお経のお勤めが終わると、希望者には本堂の解説が受けられるので拝聴。
この宿坊の成り立ち、そして仏教なのになぜ祀っているのが神様なのか?ということも聞くことができました。
解説してくれたお坊さんも、当院は謂わば神仏混同と言っちゃってたあたり面白かったです(笑)。
その夕方のお勤めは18時半頃から。
その前に夕食が17時頃に運ばれてくるので、それ以外は基本自由。
夕焼けも見られるというのでほとんど自分はカメラ小僧してました(笑)
枠外ですが、この写真の左手の方向に甲府市の夜景も望めます。
空気が澄んでいて最高の見晴らし。
非常に冷え込んでましたが、その分空気がクリーンで写真も綺麗に撮ることができました。
さ、消灯は21時なので、さっさと撤収撤収。
走行時間:0:00:00
走行距離:0km
平均速度:0km/h