平湯キャンプ場にて起床。
お隣にファラオ発見。
まさかの「さるぼぼさん」でした(笑)
この時点で3年5か月も”歩いて”日本一周をされてる旅人。
24時間120㎞ウォーキングを敢行し松本市まで来たと思ったら、その脚でそのまま昨日、乗鞍越えをしてしまった凄いあたまおかしい人(;’∀’)
さるぼぼさんの地元はここ高山市であり、実はもう少しでゴールという旅も最終盤。
その逞しい姿に勇気を貰い、お互い旅の安全を祈りながら、一足先にさるぼぼさんはキャンプ場を後にしたのでした。
さて、今度は自分の番。
用具を撤収し、キャンプ場を後にします。
いざ、乗鞍リターンズ。
前回は7月の長野県側、乗鞍エコーラインからスカイラインへ。
今回は岐阜県側から、乗鞍スカイラインからエコーラインへ。
平湯キャンプ場からスタート。
午前8時。
最初から全開で、脚を潰しにかかってくる激坂。
昨日の疲労が抜けきらない中、だましだまし登る。
100m漕いでは足をつき、30分漕いでは30分休憩するといった具合。
次々と観光バスが抜き去っていく。
牛歩もいいとこのペース。
「漕ごう。漕げばいつかは着くのだから。」の精神で、ゆっくりじっくり前へと進む。
エコーラインを登った時より相当きつく感じたが、森林限界を越えると前回見られなかった高山地方の景観が眼下に広がっていました。
先の見えないペースと景観に鬱屈としていた気分が、一気に晴れやかに。
斜度も心なしか緩くなってきたような。
同時に自転車を降りてカメラを構える回数が増え、結局ペースは変わらず(笑)
さらに眺めは最高によくなる反面、行く先の道まで見えてくる心折設計。
絶景と同時に、ロードで越していく人、ダウンヒルですれ違っていく人の顔色を楽しみながら、前半のバテバテが嘘のような後半のペースでした。
そして・・・
やったー!やった!やたよー!
スタート地点:平湯キャンプ場
ゴール地点:乗鞍畳平
出発時刻:8:00
到着時刻:14:00
実走行時間:3時間
平均時速:6.2km/h
見るも無残な記録ながら、ゴールしてやりました。
到着後は富士見岳や標高看板をバックに写真を撮ったり、乗鞍ステッカーを探して回ったりしながら登頂の余韻を楽しみました。
今回は時間的にも体力的に、登山は無理と思いパス。
前回登ったから、多少はね?
そして汗だくの身体は、頂上で写真小僧をしている間にあっという間に冷えてしまいました。
急いで食堂に入り、
かけそば700円!
これぞ最高の贅沢。
実は獲得標高的なことを言えば、今日の平湯~乗鞍間より、昨日の白川郷~平湯間の方がある罠。
石川でチューンアップしてもらわなければ、そもそもたどり着かなかった可能性大。
用務員のおじさん、ありがとうございました!
今度はエコーラインをダウンヒル。
さらば岐阜県。
ジェンガ状態の岩。
今にも落ちてきそう。
「あ、いい景色」と思っても、すぐに自転車止まってくれない(;’∀’)
終始ブレーキは全力で握りっぱなし。
ゆ、ゆびが・・・。
松本側ゲート(三本滝レストハウス)を通過できたのは17時半頃。
そして今日の終着地点は、前回のスタート地点であった乗鞍観光センターです。
これにて、
乗鞍スカイライン
乗鞍エコーライン
2ライン登破できました(^o^)/
乗鞍の
空に輪音を
こだまさせ
乗鞍おかわり・・・完食!d=(^o^)=b
ごちそうさまでした!!
走行時間:4:30:21
走行距離:43.81km
平均速度:9.7km/h