遂に高ボッチを降りるとき。
4泊5日もするとは思いもよらなかった。
それも先輩キャンパー方が残していってくれた水や食料のおかげ。
さてさて今日の諏訪湖はほぼ雲海。
幻想的である。
飯とパッキングを終え、8:30ころ出発。
さらば高ボッチ。
塩尻峠まで一直線に駆け降りる。
ここ登ってきたんだなぁ。
昨日の時点では濡れ&葉っぱ絨毯で滑りやすかったらしい。
無事岡谷市内まで到達。
しかしまたここから登るのだ。
目指すはビーナスライン。
そして美ヶ原。
湖北トンネルを抜けて、142号線をひた走る。
気温1℃?
んなばかな。
ビーナスラインに入るまでは斜度もそんなにきつくなくスイスイ。
ビーナスラインに入ったところから10%前後の坂が来襲。
それでも高ボッチを登った時と比べたらきつくない。
いや、苦しいのには変わりないけど。
やはり3Lの飲料水とか持ち歩かない分、楽だよなぁ。
坂の途中の片側交互やめちくり~。
ここは片側交互通行がデフォのトンネル。
信号付。
アップダウンを繰り返す。
三峰大展望台。
蓼科山や南アルプスから上田市、浅間山までよく見える。
ここでキノコ汁と信州おやき(切干大根)を注文。
45o円、うまい。
さぁ後半も頑張ろう。
細かいアップダウンを3回ほど繰り返し、最後の500mの登りへアタック。
橋の上からめっちゃ高いところの道路が見える。
あそこまで上るのか。。。
登ってきたワインディングロード。
見下ろす快感(*´д`*)ハァハァ
さすがにここまでくると、10%以上の坂がずっと続く状況がつらい。
少しずつ休みながらも確実に前へ。
1800m、1900m、1959m・・・。
そして、たぶんここが美ヶ原ビーナスライン最高点、筆塚の1961m!
そこから少し下りたところからは、素晴らしい景観が。
浅間山までよく見える。
少し下って道の駅美ヶ原。
どうやら美術館も兼ねているようだ。
一緒に着いたライダーさんとちょっとお話して、野宿先を吟味していると。。。
テ、、、テント禁止!?
そんな、ここまで来たのに。
ダメ元で駅長さんにお伺いを立ててみると、強風が吹き荒れているのと、クマ出没エリアなので、車中泊はいいけれどテント泊はNGらしい。
残念!
ということで急遽、麓にある道の駅マルメロの里ながとへ野宿先変更。
暗く前にと、ダウンヒルを急ぐ。
途中、鹿の親子に遭遇。
親鹿は普通にガードレールを飛び越していったけど、小鹿は潜るんだなぁ。
可愛い(*´ェ`*)
急いで下ったということもあるが、道が荒れ荒れで数回宙に浮く。
怖かった。。。
すっかり暗くなってしまったが、なんとか道の駅ながとへ到着。
そこで、ライダーお二人に声を掛けられる。
お一人は埼玉からお越しの川崎さん。
もう一人は愛知からお越しの伊藤さん。
自分の旅では珍しく、ライダーさんと晩酌を上げることに。
各自旅先の出来事やお気に入りスポットを話して、非常に有意義で楽しい時間でした。
ここまで降りてきてよかったぁ♪
走行時間:5:57:43
走行距離:86.96km
平均速度:14.5km/h