【谷川岳】2017/10/07【遭難記録】

今日も道の駅白沢望郷の湯にて起床。

昨日もめちゃくちゃ差し入れを頂きましたが、今日も。
ありがたヤバし(;’∀’)



今日も暇をしているところへ、一昨日道の駅に着いた時からのお知り合いのお父様が、お昼をご馳走してくださるということで、ホイホイと着いていく。
到着したのはみなかみ町のレストラン&ペンション山路。







道の駅白沢で知り合った清水さんに連れられ、みなかみ町の美味しい釜めしを御馳走になりました。









ペンションのご主人は昔、谷川岳の救助隊に所属されていたそうで、当時の写真や新聞の切り抜き、遭難者記録などが置いてあります。





悲しい記録なので、ご主人はあまり話したがらないそうですが、奥さまが手が空いていれば解説してくれます。

以下、二件あった谷川岳宙吊り遭難事例。
一例目は昭和35年の、自衛隊による谷川岳宙吊り遺体収容

記事内では、銃撃によるザイルの切断を書いてあるが、ピンと張ったザイルは銃弾をも弾き、最終的にハーケンの周囲を岩を削るように銃撃し、遺体を収容するに至ったそうです

二例目は御主人が所属されていた山岳救助隊による救助。
現場は一例目とほぼ同じらしい。
この時は新たにクライムルートが開拓されていたようで、遭難者の隣までご主人が接近。
遭難者は16時間、頭を下にした状態で宙吊りに。
しかし奇跡的に息があり、ご主人が下で待機中のドクターに容体と収容方法を確認したあと、救助に取り掛かる。
だがそこで遭難者が事切れてしまったそうな。
なんとも痛ましく切ない話です。

レストランの一角にある救助記録部屋、そこの遭難記録ノートを見ると、20代の方ばかりに驚きました(昭和30年代)。

山の話と釜めし・ほうとうにお腹いっぱい胸いっぱい。
建物の雰囲気も重厚無骨ながら、どこかお洒落。
なんとも濃密な時間を過ごすこととなりました。

この後清水さんと、トイレがてら道の駅みなかみに寄る。
利根川の上流。


流域面積最大の坂東太郎も、ここではまだかわいいもの。
少し下りたところにある諏訪峡。



紅葉が非常に綺麗だが、あまり人が来ない穴場スポットらしい。
このあと道の駅白沢に戻る。
ランチからドライブまで、ありがとうございました!

このあとお風呂に入り、明日に備える。
いざ金精峠。

走行時間:0:00:00
走行距離:0km
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