おはようございます。
しとしとぴっちゃんしとぴっちゃん。
雨だれがテントを打つ音で目を覚ました。
(クリックするとフルサイズ)
雨の合間を縫ってテントを撤収。
軒が若干足りてなかったので、テントの端っこがぐっしょり。
この天気では乾かすどころではないので、不本意ながらそのまま収納。
出発準備OKのところで、また小雨から本降りに。
まるで空から見張られているようですな(-_-;)
昨日来た道を戻り南へ。
途中また雨足が強くなったので、上着だけ来ていた合羽を、結局全身着ることに。
これ着ても、結局蒸れて濡れるんだよなぁ。
それでも冷たい雨に晒されるよりはマシだけど。
昨日は気づきませんでしたが、亀山ダムの近くに日蓮聖人のお経を収めたお堂があるようなので寄ってみました。
これまた崖崩れ防止堤防の上にあるので、濡れた急な坂道を滑り落ちないよう、気をつけながら登りました。
ということで本日は、日蓮聖人ゆかりの地を廻ります。
東屋で軽食を食べ、撤収の入れ違いに地元の公園管理をされているおかあさま方がやってきました。
雨が降ったせいかヒルが大量発生中とのこと((;゚Д゚))ガクガクブルブル
ここからまた養老渓谷側に少し行った交差点から、清澄養老ライン・七里川渓谷へ入ります。
車通りが少なくて助かりましたが、めちゃくちゃ道が狭いです。
けどここもシーズンになったら混むんだろうなぁ。
このお寺は、鴨川小湊で生まれた日蓮聖人が初めて出家・修行したところと言われています。
さらに各宗派で修行を重ねた日蓮聖人が、当山へ戻り立教開宗を宣言したという森が敷地の奥にありました。
そこには堂々と日蓮像。
ちなみにこのお寺は、[鎌倉時代:天台宗]→[江戸時代:真言宗]→[昭和:日蓮宗]と何回か宗派が変わっているようです。
その境内には巨大な大杉がそびえ立っていました。
一通り手を合わせ、名物きゃらぶき(ふきの佃煮風)も買って、一気に下山します。
ここから今度は128号線を東へ進んで、鯛の浦と誕生寺へ向かいます。
その鯛の浦へ曲がる交差点。
日蓮交差点(NICHIREN CROSS)
凄い名前だ(笑)
そこからすぐそこには、日蓮宗大本山二つ目・誕生寺がありました。
境内の境内の奥には祖師堂(開祖の像を祀ってあるお堂)があり、本堂はまた少し離れたところにあります。
祖師堂
近くの脇道からは鯛の浦遊覧船の乗り場と遊歩道が伸びています。
遊歩道の方を自転車でちょろりと行ってみることにしました。
鯛の浦は字のごとく、マダイやクロダイが多く生息する海です。
ただ、ここは水深が浅く、普通マダイはいないような海域で、さらに与えられた餌も食べる鯉のような習性があるという、非常に珍しい場所でもあるのだそうです。
原因は科学的に不明とのこと。
写真にもあるとおり、この地はマダイが多数いますが、タイ漁・釣り等は禁じられています。
聞く所によると、「日蓮誕生の瞬間、海では鯛が飛び跳ね、蓮の花が一面に咲き誇った」という伝説があり、古来よりこの地では殺生が禁じられてきた」とも言われています。
そして蓮の花が咲き誇ったという場所では五色砂と言われるピンクで鮮やかな砂浜を見ることができます。
再び日蓮交差点から、今度は西へ向かいます。
(何回見てもシュールだな・・・)
何やら128号線沿いの道の駅・鴨川オーシャンパークの休憩所は24時間開放とのことだったので、お風呂入ったあとはそこを目指しましょう。
その前にお腹減ったので、今日はラーメン。
これからひとっぷろ浴びて久々にスッキリ。
雨にも祟られたから尚更ですね。
さらに今日はテントを張らずに済みそうなので、ゆっくりできそうです。
おやすみなさーい。
走行時間:4:45:31
走行距離:61.22km
平均速度:12.87km/h