道の駅ばとうからおはようございます。
今朝は旅で初めてお会いした、滋賀県出身の旅チャリダー・佐山くん(以下、びわくん)との起床でございます。
びわくんは宇都宮の大谷石資料館、私は宇都宮城を目指す予定でしたので、一緒に宇都宮へ。
(クリックで高解像度)
関係ないですが、これ誤字ではないですよね?
上三川(kaminokawa・・・神の川!?)
宇都宮といったら餃子でしょう!ということで、道の駅で教えてくれた餃子館で、れっつぎょーざ!
宇都宮餃子発祥の店だって。
味は間違いないはず!
ついでに駅前に行ってみようということで、宇都宮駅へレッツゴー。
・・・餃子館??あれ?
道の駅のおとうさんが言ってたのは、こっちだったのか!?
やっちまったなぁ!
悔しいので二人で食べ比べ餃子12個(840円)と、ついでに栃木名物レモン牛乳を頼む。
あぁ~おなかいっぱい。いろんな味を楽しめる一皿でした。
個人的にチーズ餃子おいしかったな。
気も済んだし先に進みます。
びわくんのお話を聞いてると大谷石資料館も魅力的に感じてきたので、明日一緒に行くことに。
びわくん予定変更、道の駅うつのみやで一泊してから現地集合となりました(ここらへんの柔軟性はさすが)。
さて自分は宇都宮城へ向かいます。
実はここ宇都宮市と、我が地元・秋田県横手市とはちょっとした繋がりがありまして、是非ともこの地を見ておきたいと思いました。
時代をさかのぼること約400年。
徳川家康の懐刀といわれた本多正信。
【徳川家臣。三河一向一揆に身を投じて主家を離反、諸国を放浪したのちに帰参。行政と謀略に優れた手腕を発揮した。主君・家康には「友」と呼ばれたという。(信長の野望・革新より)】
その長男・正純も、二代将軍・秀忠の下で辣腕を振るい、徳川幕府のナンバー2として絶大な権力を誇りました。
しかし、あまりに強すぎた権力と高い政務能力、それを利用した政敵の排除や大名の改易などは、次第に周りの妬みと将軍からの警戒を買い、ついに無実の罪を着せられ失脚。
自らの領地であったここ宇都宮城から一転、流刑の身となってしまいます。
そして骨を埋める事になったのが羽後国、今の秋田県でありました。
そして菩提寺とお墓があるのが現在の横手市、というわけです。
冤罪事件となった宇都宮釣り天井事件はこちらのページにて。
因みに彼の墓所の斜め向かいには、皮肉にも裁判所が建てられています。
私が行ったときにはもうすでにボランティアガイドさんが帰られてしまった後だったのですが、敷地内の資料館・清明館の職員の方が案内してくださいました。
それもめっちゃテンション高い!
宇都宮の起こりから江戸時代の町割り、戊辰戦争あたりまで詳しくお話してくださいました。
まことにありがたかったです。
そしてしきりに、「本多正純を悲劇の主人公としてドラマ化してくれないかなぁ、小泉孝太郎あたりで!」とおっしゃってました(笑)
NHK大河ドラマ班さん、ご一考のほどよろしくお願い申し上げます。
いやぁこのお姉さんと一緒に飲みに行きたいわぁ。
写真を見てのとおり、当公園はお城というよりほぼ住民憩いの場となっており、芝生やらトイレやらきれいに整備されていました。
なのでこんな風に、銃眼から銃を構えず最新鋭のゲーム機を操る幼兵も存在します(笑)
この公園とゲーム機を使って、なにか陣取りゲームみたいなことをみんなでわいわいできないかな、とか想像しつつお城を後にします。
寝床へ向かう前に公園を出る前に資料館で目にした「宇都宮焼きそば」。
どうしても気になったので、餃子がお腹にまだ残っていますが、意を決して近くの焼きそば店へ。
焼きそばキング
うぉっしゅぁこのボんリューム!
チーズの乗っかった玉子にチーズの乗っかったチャーシュー。
チャーシューの厚さも食い応え抜群!
宇都宮焼きそばも、横手焼きそば同様、追いソースをして頂くようなのでドバッと
さすがに今日はもう何も食えない。
重いお腹を揺らしながら、十キロ先のネットカフェへ。
自分がゆっくりしたところでびわくんからツイッターが。
「初の道の駅締め出し喰らったぁ」
なんだと~!?
道の駅ホームページをよく見ると、宿泊施設併設型。
あぁ、なるほど・・・。
大谷石資料館から最寄の駅だよと勧めてしまった身としては、非常に申し訳ない気持ち。
地図見ても周りゴルフ場だらけで公園が見当たらん。
ここは彼の500日を越えるサバイバル経験に委ねるしかなさそうです。
すまん!びわくん!
彼の無事を祈りつつ、明日に備えます。
走行時間:4:14:07
走行距離:43.76km
平均速度:13.0km/h