今日は大淀町より、まだ暗い内から高取城を目指します。
道の駅・大淀iセンターの産直コーナーで寝ていたのですが、5時台にはもう既に搬入を始める農家さんが出始めました。
焦って撤収作業(;´∀`)
そそくさと出てむかったはいいのですが、途中で街灯がすっぽり途切れ、明かりは自分のチャリライトとヘッドライトのみ。
そしてGoogle Mapと睨めっこしながらも、途中道に迷いかける事態に。
危うく砂利の林道を突き進むところでだった・・・。
正規のルートも、車一台分通れるくらいの幅員しかありません。
結構な坂道に加えて、ところどころ斜面から水が湧いていて、路面凍結してるんじゃないかと冷や冷やしながら前進。
肝は冷えますが、坂道をひいひい登っているので身体は汗だく(;´Д`)
回りも明るくなってくると、周りの景色が鬱蒼としていることが分かってきました。
まるで林道の中を進んでいる気分です。
さすがは三大山城のひとつ。
過去に登った岐阜県・岩村城は標高が日本一なのに対して、ここ高取城は一番下にある城門からの比高が日本一(446m)なのだそうな。
敵兵が攻め始める場所から天守までの高さの差は、そのまま攻めにくさの指標となるので、難攻不落の城としては日本一かもしれない。
15分ほどで本丸に到着。
山の上とは思えないほど、立派な石垣が積まれていました。
主な築城者は、羽柴秀吉の弟・秀長。
秀吉系の大名はやはり石垣が壮大でござる。
明治初期まで天守閣が残っていたというので驚き。
麓からは雪のようにみえたそうな。
ここから来た道を戻り、脇道にそれ逸れるとあるのが五百羅漢像。
新しいのが上で、こちらが本来の像。
長い年月、風雨に晒され浸食が激しい。
町場に降りていく途中にある壷坂寺。
とてつもなく規模がでかい。
一方、こちらはこじんまりとした日蓮遊学の地とされる常照寺。
下にある石垣は、高取城創建時と同時期のものらしい。
お茶屋のお母さんにいきなり「電卓が壊れたんやけど・・・」と言われる。
いや、知らんがな(´・ω・`)
本物の吉野葛を使った、あんかけうどん。
温まるし、何より旨い。
細めんなのが個人的にGood♪
ご馳走様をして北上しようとすると、いきなり巨大雛が出現( ゚Д゚)
なかなかの迫力。
しかし隣にはなぞの芸術空間が(。´・ω・)コレハ?
前衛的美術作品群を抜け、一路橿原市内を目指す。
地図を見ると、ここからめちゃくちゃ古墳がある。
せっかくなのでひとつ行ってみよう。
ここは地下空間から極彩色の壁画が見つかったことで有名。
恐らく社会科の教科書で見たことがある人もいるのではないでしょうか。
畑を掘れば遺跡が出てくる、とまで言われているここら辺は、本当に古墳や古跡がたくさん。
上下あわせて石棺の一部だったらしい。
近所の道路工事くらいの感覚で、すごいお墓で作業が行われていました(笑)
因みに鳥居の建て替え作業中なのだそうです。
き・・・きりがない。
一日二日じゃとても回りきれるものじゃないぞ、ここらの古墳群。
そういえば、昨日2/11は建国記念の日。
初代・神武天皇が即位されたという日だそうです。
道中に神武天皇が奉られているという橿原神宮があるようなので、行ってみましょう。
境内がものすごく広く、鳥居も宮社も巨大。
正直ここまでのスケールだとは・・・。
火の鳥かな?
神武天皇はその神話性の高さから、実在の人物とは殆ど考えられていません。
よってこの御陵にはだれも入っていない可能性が・・・。
しかし、今日はお城からお寺から古墳・神社までいろいろ回ったなぁ。
明日から雨模様なので、市内のネットカフェで今日は終了!
走行時間;3:34:03
走行距離:36.03km
平均速度:10.1km/h