夜から朝にかけて俗に言われる「風伝おろし」という強風が発生。
怖かったぁ・・・。
この風に乗って、名物の朝霧が風伝峠から降りてくるらしいのですが、今回は条件が合わなかったようで発生せず。
うーん、残念!
二日後くらいに雨が降るみたいだったので、その後だったら見られたかも。
さて今日はまず、R311から少し脇へ逸れて丸山千枚田を見に行きます。
さぎりの里から少し行ったトンネルを抜けすぐの交差点を右に曲がり、ずーっと登っていくと・・・。
花の窟神社で出会った人の話だと、最近はまた田んぼの数が復活してきて1000枚を超えたそうな。
圧巻の景色。
鹿害が酷いらしい。
田植えのシーズンとかまた緑が映えて最高だろうな。
また見に来たい。
ここからR311に戻り、熊野本宮方面へペダルを漕ぐ。
千枚田を降りたあたりにあった神社。
蘇我入鹿となにか関係が?
国道とは思えない、まるで県道のような勾配とカーブを抜け、和歌山県新宮市へ。
・・・奈良県?
一瞬道を間違ったかと思ったけど・・・。
そうか和歌山県って飛び地があるんだっけ。
学校で習った気がするけど、まさか実際通るとは思ってもみなかったなぁ。
う~ん、不思議空間。
プチ混乱しながら熊野川沿いに出る。
とても綺麗。
でも道路の反対側だから、写真はまた帰りだね。
お参りする前に、大社鳥居前でもうで餅を売ってるおばちゃんに試食をアーンしてもらう。
お、うまい!
疲れている身体にもピッタリ。
熊野といえば、八咫烏。
現代ではサッカー日本代表のエムブレムとして馴染みがありますね。
ここから中は撮影禁止。
くぐってビックリしたのが、お賽銭を入れるところが4,5箇所あること。
神様がいっぱいいる・・・。
八咫烏様にもお参りして、ちょい散策。
黒は全ての色を包括した色だという。
非常に正直な方である。
この奥は大斎原(おおゆのはら)と呼ばれる神域だそうで、明治の水害があるまではここに社殿があったそうな。
いわゆる旧境内。
敷地内は撮影禁止。
よし、本宮は一通り済んだぞ!
ここから暫く元来た道を戻り、川湯というところへ。
文字通り、ここは川から温泉が湧き出しており、今は一部公衆浴場となっています(尾鷲の吉澤さん情報)。
それがここ、仙人風呂。
道を挟んで向かい側ですが、更衣室もあります。
自分は直接湯舟(?)近くまで行って脱いで入りましたが(笑)
泉温は40℃くらいで、ちょうど良い湯加減。
したから時々ぶくぶくっと気泡が湧いてきます。
おならと間違われないようにしましょう。
久々の温泉だからゆっくり浸かり、あぁ極楽。
私の前後には4人ずつ、1時間の間に10人弱の人が出入りしていました。
因みに更衣室の裏山には猿もいるようです。
ふぅ、さっぱりさっぱり。
今日は近くのキャンプ場・川湯野営地で休むことに。
ここは有料キャンプ場のはずだが、はて受付に人がいない。
入場しておいてくださいという張り紙があるから、遠慮なく幕営しておこう。
・・・夜九時になっても人気が無い。
おーい、タダで泊まっちゃうぞー。
・・・ま、いっか。
明日には来るでしょ。
ということでお休みなさい。
走行時間:3:21:59
走行距離:45.48km
平均速度:13.5km/h