道の駅オアシスおぶせにて起床。
道路の向かい側が道の駅本体?
裏手にはでっかい公園。
ステージもある。
トイレが中にある関係上、休憩所というか自販機ガシャポンコーナーが24時間開放。
しかしベンチ類はすべて外。
すこし散策したところで飯を食って出発。
今日の目標は、地獄谷の温泉サルと渋峠踏破。
上信越自動車道の側道を北上。
途中にあった神社。
ここも玉持ち子持ち。
ここら辺はこういう狛犬が多い。
県道から国道403号線に移り、さらに長電長野線沿いの県道にシフト。
登校時間らしく小学生や中学生らしき子供らの脇を抜けながら国道403号線に合流。
角間川に差し掛かったところで国道292号線沿いにシフト。
川沿いをさかのぼる。
道の駅北信州やまのうちを通り過ぎ、。
渋温泉の温泉街へ。
角間川にかかる橋の上から写真を撮っていたら、親切なお姉さんが記念写真撮りましょうかと話しかけてきてくれた。
撮影の代わりに、温泉サルの地獄谷野猿公苑への行き方を聞く。
二通りあるらしく、このまま渋温泉の温泉寺まで登っていき、さらに2㎞程の急こう配を登る最寄りの駐車場まで行けるルートと、川の反対側にある上林温泉から遊歩道を片道30分ほどで行くルート。
自分は後者の上林温泉からに決めた。
入場料は800円と安くはない。
しかも到着10時半ころ、まだ猿たちは姿を現していないらしい。
捜索隊がちょうど見つけたところらしく、早ければ11時くらいに見られるだろうという。
猿軍団を探し出して、温泉へと誘うのだろうか。
取り合えず、ここまで来て引き下がるのももったいないので、意を決して入場。
受付窓口の裏は休憩所兼物販コーナー兼トイレとなっている。
バッヂを購入。
猿の出現で何かしらアナウンスがあるだろうと休憩所で待つことに。
出入り口近くの椅子に腰かけていたら、ドンっ!
いきなり猿が一匹ドアに突っ込んできた。
外に出て写真を撮る。
一緒に撮影したお客の反応を見るに、どうやら群れが現れたのではなくこいつ一匹だけみたい。
ひとまずこいつを写真に収めて待つことに。
ここに来るまで結構な勾配を登ってきたので、結構汗をかいた。
そのため室内でも冷えてきたので、温泉のあるところの日向まで出ることに。
日向ぼっこをしながらうつらうつら。
何分昼寝をしただろうか、急に「ぴーっ!」とホイッスルが鳴り響き、飛び起き斜面を見てみると、ぞろぞろと大量の猿たちが現れだした。
大分県の猿山を思い出したが、ここの猿たちの方がいくらか大人しそうだ。
しかし温泉には一匹として入らず。
やはり冬場が一番の見頃なのだろうか。
けれどもネコと違い、実に表情豊か。
人との距離が非常に近い。
サルにはサルの味がある。
・・・まさか4時間もここに居座るとは思っても見なかった。
気づけば昼飯も食わずに15時を回っていた。
カメラのバッテリーが心配にならなければ、もう少しいたかもしれない。
さすがにということで来た道を引き返すと、地獄谷間欠泉に虹ができていた。
そしてお猿も数匹、ここまで出張ってきていたようだ。
最高のタイミングで温泉から離れてきたようだ。
もし行かれるようなことがあれば、午後の間欠泉に太陽が差し込むタイミングで行かれるもしくは出られることをお勧めします。
さて、十分すぎるほどお猿を味わってしまった。
とてもこれから渋峠は越えられない。
ということで、地獄谷野猿公苑から来た道を少し下り、午前に通ってきた道の駅北信州やまのうちにて野宿を張る。
明日は早く出よう。
走行時間:2:11:31
走行距離:28.03km
平均速度:12.7km/h