津山観光センターにて起床。
早速、35/100城目・津山城へレッツゴー!
ここ津山城、別名「鶴山(かくざん)公園」は有料公園。
入場料に300円掛かります。
桜の名所らしく、実際入ってみると沢山の桜の木が植えてあります。
オフシーズンのうちは無料にすればいいのに。
石垣と桜の間を上っていくと、現・津山城のシンボル、備中櫓が姿を現します。
通常の櫓とは違い、横長幅広。
そしてこの津山城、普通は縄張りの中に20個もあれば多いといわれる櫓が、なんと77棟も存在していたらしい。
築城者は森蘭丸の弟、森忠政。
関が原の後、二代将軍・秀忠の命で、西国大名監視のためこのようなガチガチに守りの固い城にしたらしい。
姫路城然り、西に睨み効かせすぎでしょ(姫路城は櫓が61棟、ここも多い・・・)。
因みに天守閣の4段目がボロ剥げているのは、幕府の許可なく5重の天守にしていたため。
幕府がそれを知り調査団が派遣されると、城主の忠政は急いで4重目の屋根瓦を破壊。
残った板葺き屋根を「あれは庇であり、天守は4層建てである。」と言い張ったらしい。
こうして難を逃れた森氏ですが、5代目が謎の発狂。
津山藩は召し上げられ、代わりに越前松平家が入ることとなります。
その天守のあった天守台には、今も礎石がそのまま埋められています。
備中櫓の由来は、鳥取城主・池田備中守長幸にあるといいます。
その備中櫓の隣には立派な藤棚があり、備中櫓と並んで壮観(ここも季節外だけど)。
そういえば本日は三月三日、桃の節句。
津山城内でもひなまつり会場が設けられていました。
すげぇ、色々飾られてる(;´Д`)
一式でも立派なものなのに、ここまで集まると圧倒すらされます。
一通り見て回り、退城。
備中櫓で受付の方や観光のお父さんに教えられ、お城の次にやってきたのは旧城下町。
ここでは、あの「男はつらいよ」の第48作目(最終作)のロケが行われたそうです。
実際、故・渥美清の生姿を見たというおばちゃんに話を聞いてみたのでが、やはりすごくくたびれた様子で撮影がしんどそうに見えたといいます。
この映画は1995年に公開され、その翌年に寅さんこと俳優・渥美清は亡くなられました。
ロケ地以外でも、情緒あふれる町並みや、素敵な工芸品を売るお店など見所は随所にあり。
この城下町を東へ抜けて少し行ったところに、津山のB級グルメ・ホルモンうどんの名店があるというので早速お邪魔しました。
橋野食堂
60年変わらないという味噌ダレと、じゅわじゅわジューシーのホルモン&野菜を存分に堪能。
二玉はちょっと多かったけど(;´∀`)
ふー、食った食った!
ご馳走様でした♪
そういえば津山市内を歩いていると、河童のブロンズをよく見かけます。
なんでも、近くを流れる吉井川はよく渦流が発生する河川だったため、川遊びをする子供たちを戒めるため、川には河童が住んでいるから気をつけなさいという話をよくしたそうな。
その為、河童が身近にある土地になったといいます。
河童さん、ご苦労様です。
一瞬、うまか棒かと思った(;´∀`)
中には白鵬が来た写真がありました。
どんな因果で来たんでしょうね。
お風呂に入ってさっぱりさっぱり。
スーパーで買出ししながら、本日の寝床は道の駅・久米の里へ。
聞くところによると、巨大Zガンダムがあるというのでドキドキしながら到着。
向かいにコンビニがあるのはいいね。
君は、刻の涙を見るんじゃなかったのか・・・。
見せてくれよぉ(血涙)。
走行時間:2:04:45
走行距離:28.76km
平均速度:13.8km/h